影は物撮りの大敵
フィギュア撮影に当たって気になる「影」これはやっぱり同じような撮影をされる方にとっては悩みの種と思われます。写専では2~3年かけて勉強するほど奥の深いものですし、ご家庭でちょっと工夫するにしても、なかなか難しいと思われます。
私は部屋の西側に大きい窓があって、そこから採光して背景とフィギュアの間の距離や向きを按配して撮ってますが、毎度なかなか思うようにはいきません。私とても他の上手い方に比べれば遠く及ばないレベルですが、それでも少しばかり本格的に撮るならヒントは以下の二点です。
1.背景紙は壁から床にL字に垂らす。
2.柔らかい光で照らす。
1について
私は文房具屋で背景紙代わりに大きめの和紙を調達してきました。これを壁につけて、床にL字に垂らして、これが簡易スタジオの基本です。
で、壁面からフィギュアまでの距離を変えて影の具合を見て、ちょうどいい距離にフィギュアを按配します。
2について
そうして自然光とレフ板の反射光で光を当てる訳ですが、これがカンカン照りではまたきれいに写りません。薄曇の弱いかな? ってくらいの光がベストです。当然シャッター速度が稼げないので三脚は必須です。
ストロボを使うならディフューザーがありますし、デスクトップライトを使うならトレーシングペーパーを被せると効果があります。
なんて書きつつもこの記事を書いた日に一念発起して秘密兵器を導入することに決めました。まだ届いていないので記事は後日になりますし、きちんと使いこなせるかも分からないのですが、これでまた一歩ステップアップしたいところです。